『生活科学がわかる』

『生活科学がわかる。』
「生活科学はコンパスだ。」
「ヒトは本能行動の壊れた「裸のサル」。そのかわり、「生活様式」という分厚い衣をまとっている。何を食べ、どう寒さをしのぎ、いかに楽しみを分かち合うか。「生活」は、長い年月をかけて築き上げられた知恵の束だ。そしていまも、その先端で、刻々、新しい知の更新が続けられている。ヒトをより人間らしくするために、生活科学は、本来の「人間」のための羅針盤だ。」

生活科学への誘い
「人間の科学の時代を担う大きな柱」(あるべき世紀に向けて学問再編の動きが活発化している。「生活科学」はそうしたなかから生まれた新しい研究分野である。その拠りどころはどこまでも「人間」。)

「生活を科学する29の方法」
「食と健康を科学する」食品学、調理科学、栄養学、臨床栄養学、栄養管理、栄養指導

「人間をとりまく環境を科学する」生活材料学、被服環境学、被服整理学、住居環境学、住環境学、地域居住学

「人間の発達とコミュニケーションを科学する」発達臨床学、老年学、女性学、家族関係学、家族病理学、スクールカウセリング

「社会システムとの関わりを科学する」生活政治学、生活経済学、生活法律学、生活福祉学、生活社会学、生活情報学

「文化としての生活を探求する」生活文化学、生活表現学、生活美学、生活史、考現学

「生活研究の系譜」家政学家政学・生活科学・生活学、社会政策学

「調査は語る」モノが語る、メディアが語る、街が語る、食事が語る、統計が語る

「「女性」と「家事」」キッチンの政治、「主婦」層の形成と婦人雑誌、フェミニズムと「主婦」、家事労働の現在

「家庭科教育の現場から」ぼくが家庭科教師になったワケ

「グローバリゼーションとロータリーティーをめぐって」東南アジアのヤシと日本の「清潔病」、イギリスにおけるオルタナティブ・テクノロジー運動の20年、世界の「自由市場化」のなかで起こっていること、食品供給サイドから一言

「未来への挑戦」ゴミ問題、少子・高齢社会、消費生活、ライフ、「生活科学」の役割

「「生活」の思想」「生命」と「文化」を接合する新たなパラダイムを求めて

アエラムック『生活科学がわかる。』より概要上記抜粋。

あくまでも私の主観的な意見であるが、私達人間の本質を理解するためには、発達科学、つまり人間の生活科学のなかでの「こころとからだ(心理学)」を取り巻く「環境」の諸問題の解明が必要であり、私自身の今後の研究課題であるとあらためて認識できる。
−−−−−−−−−−−−「直江道愛、第1モード研究所。ホームページ。」
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『直江道愛、NAOEMODE』
−−−−−−−−−−−−「直江道愛、第2モード研究所。ホームページ。」
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『直江道愛、NAOEMODE』

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