北山晴一教授退任と新転地

北山晴一教授の著書『おしゃれと権力』が私の人生を決定しました。
両親はじめ祖父母が教員だった家庭で
長男の私は、教員になることを進められ教育学部
進学しようと考えていました。
地元の私立図書館
ファッションの大学へ行きたく資料を探しに行き、
手に取った著書が、
北山晴一著『おしゃれと権力』でした。
面白い、なんでこんなに面白い!
19世紀フランスが作りあげたファッションが。

あるとき、大学院時代、
比較文明学会がありました。
目の前に、会ったことはなかったですが北山晴一教授が座ってらっしゃる。
懇親会で、ワインを飲んでるのが
さすがフランス帰り、
ファッションもだんとつ
渋くかっこいい。
私の恩師より
北山晴一教授を紹介していただいたのが
初めての面識でした。

株式会社ワコールの常任運営委員をされていた
北山晴一教授を知り、
私も京都本社へ
研究会があることに足を
運びました。

日本のファッション研究は、服飾研究が主流だった。そうではなく「1980年代くらいから身体+衣服なんだ」と
指摘したのが北山晴一教授だった。
『ファッション学のすすめ』のなかで。

その理論は、株式会社ワコール人間科学研究所「乳房文化研究会」でどんどん研究が進化し日本全体に浸透した。
「女性のこころとからだを科学する」というテーマで。
楽しいのったら、のめり込んでしまった。

乳癌から下着の変遷、身体表象、消費社会と人間の欲望、メディア、コマーシャルなど。

あまりに幅が広く、これまで学問対象としてみられてこなかったものを学問にした。

話しはじめるときりがないですが
立教大学大学院教授を
退任され
大阪樟蔭女子大学学芸部
(被服学科身体社会学研究室)に赴任されているとの事です。
お疲れ様と共に北山晴一先生のますますの研究に目が離せないと思う今日この頃です。
祝辞の言葉とかえさせていただきます。
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