もう一度再考したくなった人物


フランスの学者


ルネ・ジラール
ジャク・ラカン
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連続オープンセミナー「ラグジュアリーの本質」第二回
「贅沢と顕示〜19世紀の西欧を中心に」立教大学大学院教授北山晴一
2007年1月19日、京都国立近代美術館にて開催。
京都服飾文化財団(KCI)、連続オープンセミナー「ラグシュアリーの本質」によるものである。

北山晴一教授の学際的アプローチを以下において紹介するには、紙面上難しい。140枚にわたる、パワーポイントにての写真、資料。近代文明理論から現代思想まで。企業経営哲学など多種多彩である。
北山晴一教授のレジュメを紹介させていただき、今後の研究の深化に務めさせていただきたい。
以下。
01、贅沢とは、何か。顕示とは、何か。
02、ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論』(1899年)
03、顕示をめぐる動詞群=見る、見られる、見せる、見せられる。
04、何を見せるのか。
05、誰に見せるのか。
06、見るものの宿命=見られないものの存在。
07、もっとも興味深い視覚の対象とは、何か。
08、視覚文明の発展、視覚補助装置の発見、発明。
09、消費社会と欲望の三角関係=欲望はコピーされる。
10、メディアの発展と消費社会:イメージの肥大化
11、近代化の始まりとアイデンティティ危機の始まり(ニワトリとタマゴ)。
12、階層化のメカニズムと産業発展:階級(固定)社会から、階層(流動)社会へ。
13、政治の季節から経済の季節へ〜統治哲学の転換
産業発展と生活水準の上昇
消費社会の準備:都市改造、商業施設の変貌、モード・ファッション産業の繁栄
14、「見る人」と「見られる人」の可視化(1):社会階層での分化

15、「見る人」と「見られる人」の可視化
16、贅沢と顕示
平準化と階層化の併存システム
贅沢とは何か:豪華と清貧顕示とは何か:過大的顕示と過小的顕示
17、贅沢と顕示と、ブランドと・・・:21世紀のラグジュアリーブランド
18、贅沢の最大化と顕示の最大化
具体的に沿って見れば・・・。
19、親密性とラグジュアリーの本質

以上である。
北山晴一教授の著者『衣服は肉体になにを与えたか』、『官能論』、『美食の社会史』、『おしゃれの社会史』、共著に『現代モード論』など参照されたい。また、京都服飾文化財団チーフ・キューレーター深井晃子氏の著者など、服飾写真資料を兼ねて参照していただくと連続オープンセミナー「ラグジュアリーの本質」の指針が理解出来る。

セミナーの後、京都の女子大学生二人が私の後ろに歩いており、興奮した面持ちで話をしているのが聞こえてきた。消費社会には「遊びが必要」という北山晴一教授の参加者の質問にたいする解答であったが、そこに彼女達は、学術的好奇心を抱いたらしく、絶叫している声に耳をとられた。
その内容は、北山晴一教授の持論なので、私がここで軽々しく語ることは出来ない。
上記の様に大変興味深い意味ある講演を聞けたことに嬉しく思う。
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