観光文化経済学のアプローチ・産業

師走の百貨店、新聞、雑誌、テレビ、ネット、街を歩いててると、観光に誘われる思いに禁じ得ない。
既に、白幡洋三郎は、「方法としての観光学」を次のように述べている。「都市を特徴付ける街並や建築様式、服装や料理、祭や芸能など、その誕生と変容を「観光学」と言う方法で読み解くことにより、従来の都市史、建築史、民族学などの新鮮な見方をもたらすことができる。さらに言えば、各研究分野を根本的に問い直すような新しい研究の波をつくりだせるのではないだろうか・・・単にツーリズムの現象を扱うのではなく、広い意味での異文化間の接触、そこから生まれる新しい「文化」、そして文化の接触と創成のメカニズムの解明が観光学の任務になる。観光学の対象はきわめて広い」(『観光学がわかる。』41頁)
「観光学」をひとつの契機にクリスマス・年末年始の私達の日々の営みをもう一度問い直してみる必要があるのではないか。
そこには、まだ誰も見ぬ世界が垣間見せているに違いない。自問自答しながら何か発見できそうな楽しみがある。
新たな地平の旅路にかられるのである。
−−−−−−−−−−−−そのほか、「ファッション観光論」や「キャビンアテンダント、グランドホステスのメイクアップ、制服論」は以下から。
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